研修会業務は北村メンタルヘルス学術振興財団に移行しました。

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臨床をしながら研究をしよう:

統計の裏技と SPSS の使い方【共催:日本周産期メンタルヘルス学会】

医療・福祉・教育現場で働いている医師・看護師・助産師・保健師・ケースワーカー・心理士・保育士の皆さんが,御自分の疑問について研究デザインを組んで,データを収集し,パソコンに入力してから,統計法も使って解析し,結果を報告できるようになるための連続研修会です。研究デザイン・使用する尺度・統計法・レポートの書き方は表裏一体です。最初に架空のデータセット(事例は産後うつ病)を準備し,これをもとに実例を基礎に研究と統計の基礎を,ミニレクチャーとSPSSの実習を通じて学びます。数学の専門家はだれも教えてくれなかった「裏技」を教授します。

上級コース
第1回 2018年1月7日(日) 9:45-16:45 検出力分析、欠損値の多重代入法
  2018年1月8日(祭) 9:15-16:15 クラスター分析、複雑な共分散構造分析

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集中セミナー:最初から学ぶ精神科診断学概論

精神症状,症候群,疾患単位,疾患分類の可非そのものを研究の対象とするのが精神科診断学 (psychiatric diagnostics) です。いわば精神科各領域の研究と臨床にとって基礎をなす学問領域です。しかし,精神科診断学の基本概念と研究手法の手ほどきをする機会は驚くほど少ないのが実情です。本研修は一日をかけて,カッパ係数を用いた評定者間信頼度,因子分析を用いた実証的症候群の割り出し,クラスター分析を用いた疾患単位の同定,構造回帰分析を用いた複雑な病因論研究手法を教授します。4つのテーマごとに古典的論文を紹介し,解析手法の原理と用いるべき統計方法をわかりやすく解説します。少人数のセミナー形式で,質疑の時間を多くとります.受講者の深い理解が得られます。

日程 2018年1月14日(日) 9:15-17:30 詳しくはこちらをご覧ください。
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臨床で SCID を使いこなそう「気分障害編」

医療現場で高頻度に見られるうつ病を精神科専門医以外のスタッフが正確に発見するために,精神科診断用構造化面接である SCID のモジュールA(気分障害のセクション)を使いこなせるための研修会です。事前に SCID を通読し,できれば現場で数回,使用してから出席していただきたいと思います。またそうでなくとも,SCID を「使ってみたい」と思えるようなコースにします。

日程 2018年2月11日(日) 9:30-16:30 詳しくはこちらをご覧ください。
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臨床で SCID を使いこなそう「不安障害編」

医療現場で高頻度に見られるパニック障害、PTSDなどの不安障害を精神科専門医以外のスタッフが正確に発見するために,精神科診断用構造化面接である SCID のモジュールFを使いこなせるための研修会です。事前に SCID を通読し,できれば現場で数回,使用してから出席していただきたいと思います。またそうでなくとも,SCID を「使ってみたい」と思えるようなコースにします。

日程 2018年2月12日(祭) 9:30-16:30 詳しくはこちらをご覧ください。
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児童虐待介入基礎演習

このコースは児童虐待事例を扱う看護職者、医療従事者を対象として、児童虐待の疫学、長期の心理的影響を振り返り、どのようなメカニズムで児童虐待が起きるのかを学びます。よくある「産後うつ病が児童虐待の原因である」や「産後うつ病の早期発見・早期介入が児童虐待予防につながる」という単純な議論の問題点に触れます。午後は、児童虐待事例を発見した際の(法律の運用以外の)心理援助手法の基礎を、演習を中心に学んでいきます。最後に、ペアレンティング教育を用いて、虐待の可能性を低減させる可能性についても学習します。

日程 2018年3月21日(祭) 9:30-16:30 詳しくはこちらをご覧ください。
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主催:北村メンタルヘルス研究所

〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷 2-26-3 富ヶ谷リバーランドハウスA棟
電話:03-5738-8371(北村)
E-mail:kitamura@institute-of-mental-health.jp
共催:日本周産期メンタルヘルス研究会

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